”癒し犬” はくりんのつぶやき

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災害時はペットも一緒に避難するべし!持ち物と心構えについて

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こんにちは、

 

はくりんです♪

 

今回の台風19号では関東〜東日本では多くの犠牲者とともに甚大被害に見舞われました。

犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 

今回の台風では改めて自然の脅威を思い知らされました。


はくりんの住む市内では内陸の山沿いで降った雨が下流に集まり、川が氾濫する事態が発生しました。
未だ水が抜けず避難所生活を強いられている方々もたくさんおられます。

何度もなんども緊急アラームがなり、大雨による「川の氾濫の恐れ」「土砂災害のおそれ」夕方あたりから夜中にかけては「吉田川の決壊による氾濫」で避難指示のでる地域がどんどん増えて行きました。

雨のピークを過ぎた夜中の1時過ぎの避難指示では
「夜中で外出は危険なので建物内の一番高いところに避難するように」との内容でした。


 

災害時の避難について、我が家ははくりん(ミニチュアダックスの女の子)がいます。

今回は「犬連れ(ペット)での避難について」考えて見ました。

避難所はペットと一緒に避難しても大丈夫!・・のハズ

 

2011年3.11におきたの東日本大震災以降環境省では、
「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」のなかで、
飼い主はペットを連れて避難することを

「飼い主の役割」として推奨しています。
 

 

       https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506.html

        出典:環境省動物愛護管理室公式サイトより

 

 

東日本大震災での経験・・・ペットはほにゃらら

 はくりんが住む宮城は2011年の東日本大震災でとても大きな被害を受けました。

 

はくりん家ではそれぞれ家族の都合があってママとお姉ちゃん、のあお姉ちゃん、じゅにお姉ちゃん、はくりんの2人と3匹暮らし。

 

 

強い余震が続く中、リビングの暖房機が倒れて焦げ臭かったり、食器がガチャンガチャンと落ちてきたりして、ママとお姉ちゃんが帰ってくるまで、はくりんたちは怖くて怖くて心細くて3匹くっついて小さなハウスの中で震えてました。


ママが帰ってきたときは腰が抜けそうなくらいとても嬉しくて、でもハウスから出るのが怖くてそーっとのぞいてママが迎えに来るのを待ってました。

 

怖かったでしょ?ごめんね!

と声をかけてくれて、ケガしてないかカラダを見た後3匹いっぺんに抱っこしてくれてしばらくじっとしていたけど、このままじゃ危険だから車に避難しようね・・。

 

でもその前に床が焦げ焦げになってたヒーターを起こしたり、間違って踏んだら肉球がケガしちゃうからと、食器棚から落ちたお皿やガラスのかけらを片付けて、、。

 

次は、2〜3日分のカリカリやタオルとブランケットを持ってハウスごと車の中に!
この時、お水が出なくて、しかもお水の買い置きがなかった><

 

近所のスーパーがあまりにも近過ぎて・・はくりん家では

”我が家の冷蔵庫” として利用していたので買い置きしている食料もお水もほとんどなかった^^;

 

 

ペットは家族というから・・避難所に行ってみた

  • お水が出ない
  • 停電している
  • 食料もない
  • 余震が続いている
  • 家の中はガラスや食器が散らばり安心して休める空間がない

ということで娘が帰って来るのを待ってはくりんたちを車のなかでお留守番させて地域の集会所と避難所へ行ってみることにしました。

 

地域の集会所はというと・・ 

はくりんの住む地域は500世帯約1000人近くも住むマンモス地域なのですが、集会所は電気も消えて真っ暗!
人っ子1人いませんでした。

 

もしかして・・炊き出しとか備蓄食料の配布とか・・淡〜い期待を持って行ってみたのですが、まったくの的はずれでした。

 

指定避難所へ

次は、気を取り直して指定避難所へ

 

まず、避難所を使ってもいいか確認しました。

お水が止まっているし、停電なので使わせてもらえそうでした。

そこで、室内犬がいることを伝えると、ここな人間の避難所なのでペットと一緒に使えことはできません。と。

そうか、、アレルギーの人もいるかもだからしょうがないよね・・と自分を納得させて・・じゃあお水と食料いただくことは可能ですか?と聞いてみました。

 

その答えは・・ここに避難している方のための食料と水なのでさしあげられませんと。

 

ペットがいるから避難所を使えないのであって状況としては避難している方と一緒では?

 

と投げかけましたが、決まりですのでの一点張りでした。

 

 

避難所はあきらめて自主避難準備

とにかくお水と食料を手に入れなければ!

 

近所のスーパーに行って見ました。

スーパーの入口は閉まっていて、お店のスタッフさんがカゴとダンボール箱を置いています。

 

食料買いたいので中に入れますか?

と尋ねると、大変申し訳ございません。水や食料品・日用品は避難所へ物資として○○市に渡したので売るものはありません。

 

ただし、ここにあるお水とパンは無料でお分けすることができます。

ご家族様は何人ですか?

 

 こうして、2Lのペットボトル入りのお水とデニッシュパン1斤をいただいて家に戻りました。

はくりんたち3匹のわんこたちにもお水といつものカリカリご飯を・・。

よほど怖い思いをしたからか、あまり食欲はなかったですが、ひとまずご飯を食べたので良しとしました。


ペットと一緒に避難する際に必要な荷物と心構えについて

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はくりんとじゅにちゃん


先にも書いたように2011年の被害日本大震災以降は避難する場合にはペットと一緒に避難するようにと推奨されています。

なので、避難指示が出た際にはペットと一緒に安全な避難所に避難するのが身を守るベストな方法だと思います。

 

ただし、避難所にはもしかしたら犬アレルギーを持っておられる方がいるかもしれません。

アレルギーがなくても犬が苦手な方、匂いに敏感で耐えられないかたも。

また、不安な気持ちで神経質な方もいらっしゃるでしょう。

なので、最低限のマナーを守り周りの人への気配りも必要だと感じています。

 

【持ち物など】

  • 3日分のごはん(カリカリ等)と新鮮な水
  • 食器・水入れ
  • ペットシーツ
  • ハウス(キャリーケースなど2付きの物)
  • 毛布やタオル(寒さ対策用)
  • 床の上に敷くビニールシート
  • カラダを拭くタオル
  • リード・首輪
  • 服(毛が抜けてもあまり飛ばないので避難所内では服を着せるといいです。)
  • ゴミ袋(トイレシートやう○ちを入れておく)
  • ブラシ

一応最低限の持ち物を描いてみましたが、案外多いですよね^^;

 

はくりん家では人間用の防災避難リュックの他に、わんこ用の避難バッグも作っています。


避難バッグの中には上記の物(ハウスは除く)を入れて、実際に避難するときにはキャリーケースにはくりんを入れ、自分のリュックとわんこ用のバッグを持って指定避難場所へ行く予定です。

 

災害時にペットも一緒に避難する際の持ち物と心構えのまとめ


 1000年に一度の東日本大震災から9年が経とうとしています。



なんとなく、危機管理が薄れかけてた9月、台風15号で千葉県が甚大な被害を受けました。

その復興もまだまだというつい先日には台風19号が関東・東北・・そしてはくりん地方にも甚大な被害をもたらしました。

 


数年前までは台風は沖縄や四国に被害をもたらすものと認識していましたが、地球温暖化のせいなのか、以前よりも北で豪雨になることが多くなった気がします。

 


しかも、その風雨だけではなく一級河川が決壊し氾濫することで近隣地域に大洪水を起こしてしまい、多くの犠牲者や家屋・農作物への多大な被害が出ています。

 


洪水では特に外で飼われているペットが置き去りにならないよう注意が必要です。
外飼いだろうが部屋飼いだろうが一緒に避難してください。決して置き去りにしてはいけません。

 


ペットとして迎えたあなたに一生を託しているのですから・・。

避難する際には責任を持って一緒に避難してくださいね。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。